論語 破滅を含んだ根本思想 第0回 『表と裏の洗脳プロパガンダ』

前回で尉繚子(うつりょうし)の二巡目が終わりました。終わると思ってなかったし、先に自分の命数が尽きると思いもしていたので、ドッと疲れと肩透かしを食らった気分でして。 この先どうしようかなと思いましたが。命数の関係から、終わらない。という前提で、モヤモヤとしていた本に手を出してみようかなあ、と思います。 その本が、論語。 大陸中華の二大思想潮流の一つにして、もう一つの思想潮流でありま…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第1回 『学而篇1 「表の章」 狙いは不満を持った大多数』

はい、今回から一見すると戦略書には見えない、儒学は四書の一角であります、論語に手を出したいと思います。 なんで?と言われますと、前回の話から察していただけると思うのですが、自分でもまだよく分かっておりません。 あまりにもいろいろなドス黒いものが入り込んでいて、大陸中華が同じことを繰り返してきた諸悪の根源が、多重多層複雑巧妙に隠れているから。というわけでもあります。 当ブログでもネタにし…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第2回 『学而篇2「裏の章」 ほどほどにすりゃあいいのに』

日本へも規範として大きな影響力を与えた、儒学。しかし、大陸中華の歴史を見れば、中華の壮大なイメージを固めながら、王朝中枢深くに浸透した時に滅亡を決定にさせ、そこで文明を頭打ちさせた上に、西洋列強相手に大きく出遅れさせるクビキにもなった。それが儒学。 現実や自然の在り方から乖離し、勝手な約束事で作った常識を重視し、おかしな行動をとって破滅する。そう老子が批判した最大の思想でもあるそれが儒…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第3回 『学而篇3 「表裏混合の章1」 排他的で民衆蔑視なエリート主義』

一見して全く戦略書には見えない、儒学は四書の一角「論語」。 儒学のアンチテーゼとして生まれた老子でも主張されていたように、孔子死後から百年たらずの古代中華戦国時代中期にあっては、儒学というのは早くも現実と乖離した傾向が強い思想になっており、人から正常な判断を奪うものとなり、国家中枢にまで儒学が浸透した時からその王朝は崩壊を始めるという法則にまでなってしまう。 孫子三巡目の前提でいけば、戦…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第4回 『学而篇4 「表裏混合の章2」エリートの病巣ココにあり 』

社会規範としての側面を持ちながら、多彩多用であったはずの古代中華文明を頭打ちさせ、現実と乖離した考えを当然の如く持たせ、正常な判断を奪うことにつながり、多くの王朝を滅亡へと導いてきた巨大思想。儒学。 社会規範から役人に採用されて出世のための必須ツールとなり、政府中枢へと浸透するのが当然となっていったこともあり、敵国中枢から正常な判断力を奪う、という意味での情報戦においては、媒体としてフルに…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第5回 『学而篇5 「表裏混合の章3」 常に権力者の味方』

自らを社会規範と自称し、学と言いつつ哲学とは程遠く排他的宗教に近い教義を持ち、自分達以外の学問を徹底的に見下して存在を抹消しようとし、中華文明を今のイメージのものに固めつつ、文明としての発展を古代の段階で頭打ちさせ、国家中枢にまで浸透した時からその国家を崩壊させていく。そんな儒学儒教。 老子により「自分達で作った勝手な約束事ばかりを重視して、 自然の在り方や現実から乖離してしまい、 ことさ…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第6回 『為政篇1「表の章」謙遜に見えるが全く別の何か 』

統治側にとっては一見便利ツールなのに、あんまり浸透し過ぎると、文明水準を頭打ちさせて、正常な判断力を国から奪い、国家の発展を停止させ、王朝を崩壊させる、そんな自称社会規範で破滅の思想、儒学教。 その原点とも言える論語を、それだけ聞いたら「ごもっとも」と返さざるを得ない表のキレイゴト、破滅の因子を含んだ本当の狙いともいえる本質たる裏、そして、表で思考に入り込んで裏を刷り込む表裏混合。という三…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第7回 『為政篇2 「裏の章」組織内暴走の源』

自ら社会規範を称しながら、文明の水準を頭打ちさせ、正論の基準を現実に則しているか否かではなく、自分達で決めた教義に則しているか否かというものにし、全体から徐々に正常な判断力を奪っていき、国家中枢まで浸透したときに体制崩壊を決定的なものにする。そんな儒学。 現在、儒学の原点とも言える論語を見ております。そんなもん知ってどうなるんだ、と思われることしきりと思いますが、当ブログで以前とりあげた老…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第8回 『為政篇3 「表裏混合の章1」現実と理屈なら理屈優先』

社会規範を自称しながら現実を見ず、学と言いながら探求の姿勢も他学の存在も認めず、宗教のように排他性と不寛容を持つ上に隠す様子もなく、大陸中華に幾つも生まれる王朝の文明水準を常に頭打ちさせ、国家中枢にまで浸透した段階で体制崩壊を決定づける。いいとこなしに見えるのに、泰平になると形や看板を微妙にかえて大陸中華で一気に拡大してきた、儒学(じゅがく)。 現実の有様を無視して、自らの理念をのみ優先し…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第9回 『為政篇4「表裏混合の章2」失敗しなけりゃ成功は要らない』

学と名乗りながら、教とも呼ばれる。それは、学と言いながら古代哲学と違って探求をすることには否定的で、さながら一神教の宗教のように異端への排他性と不寛容を隠そうともしない、という点では、とても納得できる・・・。 それが儒学儒教。 社会規範を自称するのにかたくなに現実を見ず、自分達で決めた約束事と理念を何よりも重視し、正常な判断から遠ざかる。大陸中華の壮大なイメージを固めながら、各王朝の文明…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第10回 『八佾篇 「裏の章」合理的になれない中華プライド』

社会規範と称して現実の変化を認めず、理想とする大昔のことを金科玉条として現代にそのまんま押し付け、中華文明を現在のイメージに固めつつ、文明の水準を頭打ちにさせ、王朝中枢へと浸透することで体制崩壊を決定づける。 そんな儒学の基礎である論語を、破滅の因子の見分け方の一慮として、批判的に見ていくということをやっております。 思考に入り込む表のきれいごと。本質や狙いが含まれた裏。表で思考に入り込…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第11回 『里仁篇1 「表の章」競争激しき大陸中華』

自分達ではきれいごとを言いながら、その裏でいろいろとを自分達だけに有利なことを刷り込んでいく。現実から乖離することで正常な判断なんぞ出来なくなり。大陸中華にあっては王朝の中枢にまで浸透した時から、体制の崩壊をほぼ決定させる。そんな儒学。 儒学に関わらず、現実から乖離した考えを持つのが当たり前になって、正常な判断ができなくなる、正論が通らなくなる、なんてことはいつでもどこでも起こること。…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第12回 『里仁篇2「裏の章1」原理主義の思考』

社会規範を自称し、学と名乗りながら探求も変化への分析も認めず、現実と乖離させる思考を作る仕組み満載。広がれば広がるほどに統治者にとっては都合がいいはずが、政府中枢に浸透すればするほどに体制への崩壊が加速する。破滅を含んだ根本思想、儒学。 儒学とは関係なくとも、現実と乖離した考えが広まったり、現実を見ない、正論が通じない、正常な判断が出来ない、そんな似たような状態になっていたらヤバイかも、も…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第13回 『里仁篇3「裏の章2」組織崩壊の芽』

大陸中華の王朝において、役人として採用されて出世する必要最低限にして全てという学問となりながら、政府中枢に浸透しきってしまうと体制の崩壊路線が決定づけてしまう、という儒学。 その王朝の敵からすれば、王朝内に儒学が充満してくれるのは願ったりかなったり。 儒学に限らず、いつの世にも同じような状態になっていくという芽があるようで、だったらその破滅自体を形として残っている、儒学の象徴とも言えるの…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第14回 『里仁篇4「表裏混合の章1」世間の非常識を常識化』

泰平の世にしか価値を主張できず、社会規範を自称し、現実よりも教義を優先させ、現実から乖離した思考を拡散浸透させていき、国家レベルで正常な判断を出来無くし、唯一自分達が生きることが出来る環境である泰平を、長い時間かけて結果的に自分達でぶっ壊す。という厄介な性質をもった思想、儒学。 その儒学の象徴と言える論語には、最初っから破滅の種がたくさん仕込まれていた!論語に仕込まれた破滅の芽のパターンを…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第15回 『里仁篇5「表裏混合の章2」信念は信念でもこういう信念』

大陸中華の歴代王朝の形を整えながら、現実よりも理念優先、現実に合わせた正常な判断よりも教義の主張しか通らない、なんて状態を作り上げ、問題を解決するよりも放置することを優先して、体制崩壊の原因にもなってきた。本場の大陸中華では大後退を招いた文化大革命で攻撃対象にもなったという、儒学。このまんま行けば今の大陸中華は儒学による文明の頭打ちも政府中枢からの体制崩壊も完全回避!・・・ということになりま…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第16回 『公冶長篇1「表の章」アイツはテンサイ』

社会規範を自称し、中華のイメージを固めながら、国家中枢へと浸透すればするほど体制崩壊へとつながっていく。そんな厄介な根本思想。儒学。 表のキレイゴトで思考に入り込み、裏で本質や狙いを刷り込む。いろんなところに破滅の種もある。 そんな感じで儒学の根源である論語を見ております。 五つ目の篇の公冶長篇の表の章に入ります。 論語 第16回公冶長篇1 表の章 公冶長(こうやちょう)という…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第17回 『公冶長篇2「裏の章」マウンティング』

われこそは絶対に正しい社会規範!を自称した儒学。その実態は、自分達が正しいと認定するから正しい、という勝手に作った約束事を押し付けるのみ。その約束事をさも常識というレベルにまで押し上げて、人々から現実から乖離した考えしかさせなくなる・・・。 広がって広がって政府中枢まで浸透した時、その王朝は崩壊決定。 大陸中華を現在のイメージに固めながら、文明の水準を頭打ちさせてきた・・・。 そんな儒…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第18回 『雍也篇1「表の章」これぞ表の名言』

我こそは絶対に正しい社会規範!と自称した儒学。大陸中華のイメージを固め、同時に泰平の中で拡散浸透することで文明の水準を頭打ちさせ、国家中枢にまで浸透したら王朝の体制崩壊はほぼ決定。 破滅を多分に含んでいるのに、どうしてそんなに広まるのか、泰平の時代の出世の最低限にして全てという条件になることに成功した、ということもありますが、字面だけを見れば、「なるほど確かに」としか返せない、そんな表のキ…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第19回 『雍也篇2「裏の章1」』

我らこそが社会規範!と自称した儒学。結果、多くの王朝を体制崩壊へと導き、文明を頭打ちさせたことで、最後は西洋列強に大敗する環境を作ってしまうという、思想がもたらす恐ろしさを歴史に残す。 しかし、現代にだって儒学ではないだけで、似たようなものはあるわけで、儒学の象徴たる論語の中に既に破滅の種があることを知れば、現代でも頭打ちの兆候を察知できるかも。ついでにいけば、敵からの情報戦の兆候もいち早…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第20回 『雍也篇3「裏の章2」ブラックブラックブラック』

自分達こそが社会を正しく導くのだ!と宣言する儒教。良い面は、統治者にとって都合が良い思想で、なおかつど派手な儀式を定めて、王朝を荘厳で絢爛なものにする。その反面、文明としての水準を頭打ちさせ、現実を見ることなく教義を優先させて正常な判断力を人々から奪っていく。政府中枢にまで儒学が浸透したらその王朝は体制崩壊待ったなし! 見た目はいいのに、破滅をもたらす思想。 けっして儒学に限ったことでな…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第21回 『雍也篇4「裏の章3」諸刃のキラーワード』

我らこそが社会規範!我らが決めたことは絶対!と言ってはばからずに止まることがなかった、儒学。 春秋時代末期に形となってからは、時代を下って、幾つもの王朝が勃興しては、泰平の時期が来ると急速に広まり、文明の水準を頭打ちさせて、国家中枢へと浸透して体制を崩壊させる。そして、戦乱の時期が来ると途端に影を潜めて、次の王朝による泰平の時期を待つ・・・。 そんな厄介な大陸中華の根本思想、儒学。その象…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第22回 『雍也篇5「表裏混合の章1」美しさと無様さと』

社会規範を自称し、権力者にとっても統治に都合がいいということもあって、大陸中華の歴代王朝において泰平になると急速に拡大するも、体制へと浸透していくほどに、自浄能力をどんどんと奪っていき内部問題をより大きくしていき、上層部は現状を的確に判断できなくなっていき、体制を崩壊させていく。そんな儒学。 儒学に限らずそういった兆候は古今東西どこにでもあるものの、教義の時点で既にその芽が形として残っ…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第23回 『雍也篇6「表裏混合の章2」自分勝手な常識製造者』

自らを社会規範と自称して、古代のやり方と考え方と自分達が正しいと決めたことを現実の在り方以上に大事と主張して、どんどん現実から乖離したものになっていき、儒学に心酔した人々から正常な判断力を奪っていく・・・。王朝の政府中枢にまで浸透すれば、体制崩壊は決定したも同然。それが儒学。 なぜそうなるかと言えば、儒学の象徴とも言える論語の中にそうなるような因子が既にハッキリと記録されている。だったら、…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第24回 『雍也篇7「表裏混合の章3」善政は出来ません!』

立場の上下を利用し、立場の弱い相手に先に目標や考えや志を言わせ、後からそれをやんわりと否定して、これが正しいというようなことを言ったり、あるいは言わなかったりして、相手の心を軽く折って心理的に優位に立つ。 現代社会でもありとあらゆるところで頻繁に使われてる手法ですが、大陸中華で長らく社会規範を自称してきた儒学の象徴たる論語でも、よくそういう場面が書かれてたりします。 論語 第24回雍…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第25回 『述而篇1「表の章1」無責任発言』

大陸中華において、古代から近代にいたるまで、これが正しいという社会規範を自称し続けた儒学。 教義を重視し変化を許さず、変わりゆく現実を見れなくなり、正常な判断力も奪われていく。それなのに、役人としての出世の最低上限ということもあって、泰平が来るたびに広まっていく。 特に広まるにあたって強い効果があるのは、ついうなずいてしまうようなキレイゴトによる表。 今回から七つ目の篇の表のきれいごと…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第26回 『述而篇2「表の章2」去る者はいいから行け!』

破滅の種が既に原型の中にあり、儒学とは関係なしに現代でも似たような破滅の兆候がある。と偉そうかつ強引に断言しまして、儒学の象徴とも言える論語を批判的に見ております。 日本でも普通に使われることわざの語源じゃねえかなという文が多いのも論語ですが、日本の諺の場合は論語の前提は削りに削られて面影なく、解釈そのものはそれはもうほとんど日本の文化内のもの。というのが普通で。他国のものを取り入れて役立…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第27回 『述而篇3「裏の章1」教える相手は・・・』

儒学儒教はロクなもんじゃねえ、というスタンスで論語を見ておりますが、言い換えますと、老子の時のように、常識を自称して自分達が絶対と言ってる連中はロクなもんじゃねえ。という意見で完結します。 自分達こそが社会規範で正しいことを言っていて、他の連中の言うことは全て間違いだ!と断言してはばからない、そんな大陸中華は儒学の象徴、論語。この中に形として残る破滅の種を見ておけば、現代の破滅の兆候にも察…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第28回 『述而篇4「裏の章2」立派な大人とは』

立派な大人、のありかたほど世界で共通してそうで、まるで違う姿になってしまう、というものはなく。 もちろんその姿は、その土地その時代の社会規範をモロに反映したもの。 大陸中華は古代からそれこそ近代まで・・・、マジモンで言えばそれこそ20世紀まで、社会規範を自称してきた儒学。 国内どころか国際社会の変化も認めないまま、あらゆる外国に負けまくるということになってしまった背景には、政府中枢に浸…

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論語 破滅を含んだ根本思想 第29回 『述而篇5「裏の章3」出世のための努力とは』

役人官僚としての出世が唯一にして理想の姿、とする儒学。それが政府中枢への浸透へとつながり、浸透してしまえば体制を崩壊させる。厄介な存在でもあり、歴代大陸中華の頭打ちは儒学によって演出される・・・。 当ブログでは久々に名前をあげます蒼天航路でも、やっぱり儒学というのは厄介な存在。それこそ純粋な武力で言えば袁尚の味方をし、朝廷においては儒学が常に実学を排除していく・・・。漫画の中では曹操が圧倒…

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