ニッコロさんの戦術論 第0回 『フィレンツェの落日、再び』  やべえ、二度以上やったのに、やっぱりほとんど覚えてねえ。

・・・ということで、今回から、ニッコロ・マキャベリの「戦術論」をやってみたいと思いまッス! 当ブログでは、ニッコロさんシリーズとして、代表格の「君主論」と、共和政ローマ語りを中心としたとんでもなく長い「政略論」を以前ネタにしておりましたッス。 今回から始める「戦術論」は、マキャベリの著作集の中で、有名どころの三作の一つ。ということですが、ハッキリ申しまして、君主論やる前には全く知らな…

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ニッコロさんの戦術論 第1回 序 『最近の連中の認識ときたら』  この話は君主論でも政略論でも何度もあった気がする。

当ブログでは省略してきましたが、君主論の時も、政略論の時も、その本がいったい誰のために書いたのか、ということが最初に書かれていました。そして、戦術論におきましても、だれだれに捧ぐ、という言い回しの文で始まります。 君主論と政略論を書いた後の、この戦術論。結果的にニッコロさんの従来の主張が濃縮されていると言っても・・・、間違いではないとは思いますが、微妙に違うっちゅう話もあるようで、まあ…

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ニッコロさんの戦術論 第2回 第一巻 その1 『古代に学べ、ただし真似しろというわけではない』  まあつまり・・・伝統という形を残すのと、何のためにそれがあるかを考えるのとは違うってことかい?

ニッコロ・マキャベリの有名著作の一つとされながら、君主論に比べて評価はあんまり高くない、とも言われる、ニッコロさんが存命中に本として出版された唯一の著作、戦術論。構成は全七巻+序章。話の流れは大部分が対談形式。 世は中世後期イタリア半島。日本においては戦国時代中期。イタリア半島もまた戦国時代(イタリア戦争前期)。半島には欧州の大国が侵入しまくり状態。 メディチ家の大ロレンツォの下、ル…

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ニッコロさんの戦術論 第3回 (第一巻 その2) 『傭兵を頼るな』  今もバリバリ世界中で活躍してるような話をたまに聞く・・・

前回は・・・古代(主に共和政ローマ)を学べとは確かに言ったよ?でも、現代に古代のやり方をそのまんま持ち込むってこっちゃねえ。という注意から、古代のエッセンス(軍事制度)を取り入れることについて、エッセンスを使って(主に軍を)準備したとしても?外側から分かるには、古代のエッセンスがあると分かるようなそういった機会が必要だ。 ということで、準備と機会が大事で、とりわけ機会の扱いが大変だ。なんせ…

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ニッコロさんの戦術論 第4回 (第一巻 その3) 『職業軍人というイメージ』  ほんの一部が共通していたら、もう全部一緒、って認定すること結構多くない?  

イタリア戦争時代に不利になっていくフィレンツェを憂い、軍事の専門家たるファブリツィオ老人と、フィレンツェの名門貴族コジモとの対談が開かれた。 前の回では、ファブリツィオ老人の口を借りて、ニッコロさんが君主論・政略論を通して批判していた傭兵について、やっぱり批判が展開されまくった。 傭兵に頼ったら最後、戦いは長引くは、民衆には被害がでまくるわ、戦いが終わって平和が来ても、解雇された傭兵ども…

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ニッコロさんの戦術論 第5回 (第一巻 その4) 『常備軍の予言』  クリアできない条件が永遠に続くというわけじゃないってかい?

ニッコロさんの特徴の一つ。徹底した傭兵批判。 戦術論第一巻の序盤において、軍事のスペシャリストたる老ファブリツィオの口を借りて、ニッコロさんの傭兵批判が炸裂。聞き手役のフィレンツェ貴族のコジモ氏による、中世後期のイタリアで常識だった風潮からくる疑問が出る。 それを老ファブリツィオの口を借りて、ニッコロさんは論破していく・・・。 前回は、傭兵批判の中で、職業軍人という概念の範囲が問題…

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ニッコロさんの戦術論 第6回 (第一巻 その5) 『平時と戦時』  確かに守備隊の先制攻撃と自分で言ってみると微妙な気がしないでもないわ。

王政であったとしても、軍事を傭兵に頼れば百害あって一利なし。かの帝政ローマの終わりの始まりもまた、軍事を傭兵に頼り出したことで始まっている。それは外国人傭兵でも自国人傭兵でも同じこと。 軍隊の中心である歩兵は、戦時に臣民市民から招集し、平時には臣民市民が戦い以外の生業で生活できるようにすべし。というか、生業を立てられる人間だけを歩兵として招集すべし! という老ファブリツィオの口を借り…

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ニッコロさんの戦術論 第7回 (第一巻 その6) 『説明できない奴ぁ・・・』  ハッハッハッ、俺も大事な時に大事なことを的確に言葉で説明できたことないわ!

時はイタリア戦争時代前期。日本は戦国時代前期、北条早雲が表舞台で活躍していた時期で、武田信玄も上杉謙信も表舞台に出てくるはるか前。半島外からの大国(この時点では主にフランスとスペイン)にいいように引っ掻き回され、イタリアは大混乱。半島内の大勢力の一つであったのに致命的なミスを積み重ねて、衰退の一途をたどるフィレンツェ。 そんな中、スペイン王フェルナンドに仕える軍事の専門家ファブリツィオ…

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ニッコロさんの戦術論 第8回 (第一巻 その7) 『徴兵論1』  俺は一発で不適格という自信はある!

軍事の専門家であろうと、王様の取り巻きには、言葉で説明できる人間しか置いちゃあイカン! というお話が前回ありましたが、そういえば、政略論の中で、フィレンツェにも共和政時代をはじめ、軍事委員会のようなものがあった。という話がありましたが、その委員も傭兵隊長がやってたような気がします。委員会である以上、説明は必要ということでもありまして。 まあそんな話は置いといて、前回の話の最後からのテーマ…

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ニッコロさんの戦術論 第9回 (第一巻 その8) 『徴兵論2 市民軍批判への反論』  まあ負けた回数は一度や二度じゃないから俺は無益なんだけどね!

イタリア戦争によって、翻弄され衰退していくフィレンツェ。事態を憂慮する市の権力者にしてフィレンツェ貴族のコジモは、スペイン王に仕える軍事の専門家ファブリツィオと語らう・・・。という形式を借りて、ファブリツィオの口を借りてニッコロさんの主張がなされるのが、戦術論。 前回から、市民軍や国民軍を作ろうぜ!という話に入っております。 今回は、市民軍や国民軍に対する、批判論のお話から。 戦術…

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ニッコロさんの戦術論 第10回 (第一巻 その9) 『徴兵論3 政府腐敗の判断基準』 

市民軍だってリスクがないわけじゃない。しかし、それは傭兵や外国軍を使う時だって同じ。いや、むしろ傭兵や外国軍のほうがはるかに巨大なリスクを持っている。 市民軍こそが、最もリスクが小さく、有益で、その前提たる市民生活を支えることが守られる限り、市政の腐敗すらも回避させることが出来る。 さらに言えば、市民軍がしっかりとしていれば、外交の関係で結果的に外国軍を使えるかもしれない。 軍事力の充…

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ニッコロさんの戦術論 第11回 (第一巻 その10) 『徴兵論4 兵士の適性判断』  すべての要素が俺に適正なしと言っている!

国家が抱える軍隊は、市民軍(臣民軍、国民軍)以外はありえない。 そして、市民軍があったとしても、傭兵を使用してはいけない。 市民軍が政府の腐敗を防止するのなら、傭兵は政府を腐敗させる。 という話になっていましたが、今回は再び市民軍を作ろうぜ。というお話。話が変な飛び方してんな・・・。 戦術論 第11回 前々回にあった話、市民軍を作るにあたり最初にやることが徴兵。 ニッコロさんが言…

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ニッコロさんの戦術論 第12回 (第一巻 その10) 『徴兵論5 軍の均質化』  よみがえる・・・小学校時代の昼休みのサッカーの光景が!

前回は、徴兵にあたり、兵士の適性のある市民かどうかを判断するに、どこをどう見るべきか、という話がありました。 モチロンあんなもんが現代に通じるかは、俺に分かるわけもないッス! 今回は徴兵で集めた兵士を使って部隊を創設していくというお話。 戦術論 第11回 徴兵によって兵士を集めてから部隊を創設するにあたり、重要になってくるのが、どういう状況を理由に軍を創設するのかということ。 部隊…

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ニッコロさんの戦術論 第13回 (第一巻 その12) 『徴兵論6 即戦力選抜思想という悪』  即戦力を採用するために厳しい採用試験を設ける企業は等しくヤバイって話そのまんま?

市民から徴兵するにあたり、兵士としての適性を推測するにどこを見るか、軍隊の均質化を目指すためにどう兵士を配置するか、ということが、前回までに、老ファブリツィオの口を借りたニッコロさんが語られましたが、 ズイブン手間がかかるということもあって、聞き手のフィレンツェ貴族コジモ氏は、ある対策を提案というか質問するわけです。 市民軍は少数でいいんでないか? 戦術論 第13回 市民軍の編成には…

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ニッコロさんの戦術論 第14回 (第一巻 その13) 『徴兵論7 秩序をもたらす市民軍』  今の世に通用するかどうかは・・・無理じゃね?

市民軍を創設するのはまあいい・・・まあいいけども?だったら少数精鋭給料制の市民軍のほうがいいんじゃない? という意見に対して、その考え自体が傭兵による宣伝工作に毒されとる!ということで、小規模精鋭市民軍なんぞナンセンス。という主張を繰り返されるニッコロさん。 今回も、そんな世間からの風潮を相手にした反論であります。 戦術論 第14回 ニッコロさんの主張を言うだけの役である老ファブリツ…

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ニッコロさんの戦術論 第15回 (第一巻 その14) 『徴兵論8 市民軍とクーデター』  二二六事件ってどういう分類なんだっけ?

戦争を嫌う臆病な人々は勇猛に、好戦的でバラバラな人々は一体化。 市民軍を作ることは、国家にとっていいことだらけ!どうして作らないの!? というような話になりました前回。それでもそれでも、とフィレンツェの傭兵派は最後の批判を突っ込んでくる・・・。それが、市民軍指揮官によるクーデター。 戦術論 第15回 これまで良いこと尽くめで、やらんほうがおかしいということだらけの市民軍制度。しかし、…

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ニッコロさんの戦術論 第16回 (第二巻 その1) 『ルネサンス後期の欧州軍の水準』  ある意味、正統ファンタジーが生まれる契機になった時代?

全八巻からなるマキャベリの戦術論。これ決して長くはありません。君主論、政略論と比べると、君主論<<戦術論<<<<<政略論、ぐらいの長さになります。いやね、君主論が見事にコンパクトなんで、君主論と比較してしまえば戦術論は長く感じてしまいます。しかし、地獄の政略論に比べるとかなり短い・・・。 しかし、決して長いほうではない戦術論の中で、決して長くないほうである第一巻を終えるまでに、結構な回…

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ニッコロさんの戦術論 第17回 (第二巻 その2) 『古代の武装』  ビッグシールドガードナーのカードは持ったことなかったわ・・・

中世暗黒時代の大後退を抜けたばかりの欧州、その水準は古代の栄光にまだ遠く、歩兵の戦いにあってはまだ共和政ローマに劣る。という前提で始まりました、戦術論 第二巻の武装論。まずは、共和政ローマの軍団全盛期の武装の概要から。 戦術論 第17回 共和政ローマの軍団が全盛期の時代、・・・がいつかについては、実のところニッコロさんも特定してくれてはおりません。 なので、三度目のポエニ戦争に勝利…

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ニッコロさんの戦術論 第18回 (第二巻 その3) 『中世後期欧州の傭兵の歩兵の武装』  ロード・オブ・ザ・リングのどこかの戦闘シーンかが当てはまりそうな・・・。

このところ・・・、その日のうちに記事を更新できてなかったり、内容がやたらと短かったり薄い回が増えてますが、これもまた暑さのせいッス!それにさらに俺のどうしようもない怠惰さゆえでゴザイマス。でも、自尊心が傷つきますので、暑さのせいってことにしたいと思いまッス!今回も短いッス! 戦術論 第18回 前回、共和政ローマのローマ軍団最盛期の武装の概略が語られました。そして、今回はニッコロさん存…

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ニッコロさんの戦術論 第19回 (第二巻 その4) 『共和政ローマの軍団vs中世後期の傭兵の歩兵軍団』

前々回に、共和政ローマに代表される古代の歩兵武装の話があり、前回は、ニッコロさん存命時代の中世後期の欧州に見られた傭兵の歩兵の武装の話がありました。 そして今回は、共和政ローマに見られる歩兵と、中世後期の傭兵に見られる歩兵、時を超えてぶつかり合ったらどちらが勝つか、というお話。 戦術論 第19回 政略論内のローマ語りにおいても、もしも共和政ローマが大砲を持っていたら基本戦術が変わるか?…

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ニッコロさんの戦術論 第20回 (第二巻 その5) 『真の重装歩兵とは・・・』  このラスト、精一杯のジョーク!

共和政ローマの歩兵軍団と、ニッコロさん存命時代のドイツ・スイスの歩兵(傭兵)の比較から、 歩兵同士の戦いになったら、ドイツ・スイスの歩兵軍団は、1500年前の共和政ローマの歩兵軍団にすら負けるだろう。 という話がありました。今回は、ドイツ・スイス歩兵が弱点をつかれたらどんだけ弱かったか、というお話。 戦術論 第20回 ドイツ・スイス人傭兵による歩兵軍団が、その強さを発揮していたのに、…

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ニッコロさんの戦術論 第21回 (第二巻 その6) 『騎兵論1 重過ぎた重装騎兵』  今じゃ馬が攻撃されるっていうシーンは本物の馬を使って撮影できないんだっけ?

前回まで歩兵の武装の話をしていましたが、これからしばらく騎兵の武装の話が続きます。 戦術論 第21回 騎兵なんてものは、それなりの武装を持った歩兵軍団の前では、何の役にも立たない!ということを、政略論でも何度も語られており、この戦術論第二巻の序盤でもガンガン主張されまくっていることですが、 これからしばらく騎兵の話が続きます。なんで評価の低い騎兵の話をこれからやるのか。騎兵は正面決戦に…

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ニッコロさんの戦術論 第22回 (第二巻 その7) 『騎兵論2 馬は人に非ず』  人間ほど無理の効く動物はいないわな・・・。俺は無理だけど!

正面決戦で騎兵軍団と歩兵軍団がぶつかれば、歩兵軍団が勝つ。しかし、騎兵軍団が必要な任務もある。そして、その任務には軽装騎兵であたるべし。重装騎兵はそもそも存在意義がない。 という話が前回で、今回も騎兵の話で、どの辺がダメなのか、という話が続きます。 戦術論 第22回 騎兵の最大の売りは機動力。しかし、この機動力が発揮されるには地形的な制約がデカイわけでして。素早く移動できるの地形は…

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ニッコロさんの戦術論 第23回 (第二巻 その8) 『練兵論1 肉体鍛錬』  走る、跳ぶ、投げる、どれをやっても俺はケガをしてしまうわ!

重装騎兵は徹底的に否定するものの、軽装騎兵は要る所は要る!という話が繰り返された前回、 話は、兵士達の訓練はどんなものにするのか?というテーマに移ります。まだ第二巻は半分も終わっておりませんが、どうやら同巻の残り全部がこの教練の話のようで・・・。 戦術論 第23回 市民に軍事教練を施すことが、国家を外敵から守り、国内の秩序を保ち、市民の自由を守り、民主主義の基礎を作る。というような話を…

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ニッコロさんの戦術論 第24回 (第二巻 その9) 『練兵論2 武器の扱い』  ・・・・・・たけやり訓練?

前回から軍事教練の話に入りました。 市民軍の訓練の内容や目標は肉体の鍛錬。武器の扱いの習熟。隊列編成、行軍、戦闘、野営などの軍事行動。 で、今回は武器の扱いのお話・ 戦術論 第24回 どんな武器を使うかによって、戦い方も、鍛錬法も変わっていくものですが、 ニッコロさんが語る中世後期イタリアの武器というのは、長槍にしろ剣にしろ大盾にしろ、とにかく重たい。 日本刀も持って見たらずっし…

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ニッコロさんの戦術論 第25回 (第二巻 その10) 『練兵論2 撃て泳げ乗れ』  時代が変わるにつれてやることはどんどん増えていく・・・。

肉体の鍛錬、武器の扱い、軍事行動・・・、軍事教練というのはそういうことが出来るようになるものさ。 ということで、肉体の鍛錬や、武器の扱いについて走る!跳ぶ!投げ飛ばす!普通より重い武具をつけて棒杭を滅多打ち! という話の続きが今回です。 戦術論 第25回 市民軍兵士の肉体の訓練と武器の扱いは、まあゴッチャになるのも無理はナシ。とはいえ、前回の話はあくまで、共和政ローマ時代の訓練風景か…

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ニッコロさんの戦術論 第26回 (二巻 その11) 『練兵論3 大隊(バッタリオーネ)』  全体のうち一割以上が管理職・・・・・・大企業?

訓練の最大要素にして目標、肉体の鍛錬、武器の扱いの習熟、軍事活動(隊列編成、行軍、野営)。 今回から軍事活動のうちの、隊列編成の話が始まります。 戦術論の第二巻の残りほとんどは、隊列編制の話になります。 戦術論 第26回 陸海空戦力の連携と、長射程の高威力の兵器が当たり前の昨今。もはや白兵戦で歩兵同士が隊列を組んだ状態で激突する。なんてことはまず見られないと言われるわけですが、 コ…

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ニッコロさんの戦術論 27回 (第二巻 その12) 『練兵論4 統合演習』  他者との連携とか生まれてこのかた出来たことないのが俺っすわ!

大隊兵員6000名この大隊を率いる総指揮官が1名、この総指揮官の下に鼓笛隊と旗手がいる。 6000名中、主力部隊4500名を小隊(450名)十個に分割。 一個小隊(450名)あたり、司令官(小隊長)が1名兵員内訳重装歩兵(400名)内、大盾と剣を持った盾兵(300名)盾兵100人につき盾兵部隊百人隊長3名十人隊長30名長い槍を持った長槍兵(100名)長槍部隊百人隊長1名十人隊長10名軽装…

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ニッコロさんの戦術論 第28回 (第二巻 その13) 『練兵論5 密集方陣』  確かに運動会の行進で回頭はやった覚えがないわ

歩兵6000名よりなる大隊(バッタリオーネ)。この部隊は、主力として小隊(450名)を10個、予備兵力として1500名の予備部隊に分割されるわけで、 平時の訓練は小隊規模で、年に数回は大隊勢揃いで小隊の連携訓練をし、年に一度は全ての大隊が揃っての統合演習をすべし。 それが出来るには、指揮命令系統が働いてないといけない。という話が前回ありました。 今回は、小隊の平時の訓練はどういった…

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ニッコロさんの戦術論 第29回 (第二巻 その14) 『練兵論6 小隊、戦場前デ奇襲サル』  ・・・こんな防禦陣形を作るだけの時間を敵が与えるものかね?

前回は、小隊450名の基本戦闘陣形であります、重装歩兵(長槍兵・盾兵)400名を中心とした横20・縦20の密集方陣を、移動用の横5・縦80の移動隊列(横5・縦20の百人隊が四つ)からどのようにして組み上げていくか、移動用隊列の盾兵や長槍兵をどのように配分配置するかで、その組み方が変わってくる。という話がありました。 大隊(バッタリオーネ、兵員6000)においては、分割して作られる小隊10個…

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