孫子 三巡目 第1回 用間篇 前半 『情報戦の基礎、五間』 この五つ・・・いまだに俺はソラでは言えない!

・・・ハイ今回から孫子をやろうと思いまッス! 当ブログで孫子をやるのはこれで三度目になります。 過去に二度やりましたが、それでもなお俺の頭の中に残っているのは・・・まあ八割?・・・・・・スンマセン見栄をはりました。ホントのところは一割も頭に残ってないッス!四捨五入するとゼロッス! 教えを全て忘れて参りました!またお願いしまッス!とか堂々と言ったら孫子先生から間違いなくバッサァ!と一…

続きを読む

孫子 三巡目 第2回 用間篇 後半 『スパイ合戦』 人脈の作り方でも似たようなことが語られてた気がする・・・

諜報戦と聞きますと敵国から情報を抜き取ったり、協力者を敵国政府の内外に作ってコチラの有利になるよう敵国を弱体化させたりアホなことやらせたりするなど多岐にわたるようですが、その辺はやっぱり孫子よりも六韜のほうがエゲツナイかなと・・・ 孫子先生が言う情報戦では、誰から情報を引き出すか、誰を暗殺するか、というのも結局は人員の把握から始めるわけで・・・ 「軍の撃たんと欲する所、 城の攻めんと…

続きを読む

孫子 三巡目 第3回 計篇 前半『五事七計』 現実をそのまんま受け入れれるなんて無理無理! 特に俺には!

前回、用間篇を大雑把に終わらせ、今回からは計篇に入りたいと思いまッス!以後は計篇から火攻篇に向かって順番に行きたいと思いまッス。 孫子をやる時にこんなに早く計篇をやるのは当ブログでは初めてッス。 「兵は国の大事。 死生の地、存亡の道なり。 察せざるべからず」戦争とは国家の一大事。民の死活問題にして国家が存続するか滅亡するかの岐路である。分かっとけそのくらい! という文から始まる孫子…

続きを読む

孫子 三巡目 第4回 計篇 後半 『外謀(制権)』自分に有利な環境は自分で作る! そりゃ言うのは簡単だろうさ・・・

前回、孫子先生の話の中で最初の有名どころ、戦争の遂行可能性と彼我の比較についての五事七計のお話があり、 それについてはしがらみが多すぎてほとんど機能してないんじゃないかと当ブログのお決まりの主張を繰り返し、 でもでも~~周辺諸国で戦争が起こりそうになった時に、最終的にどちらに付くかを決める時になら、この五事七計はフルに機能を発揮するんでないかな~なんてね・・・ 自国と敵国なのか、自…

続きを読む

孫子 三巡目 第5回 作戦篇 『戦争長期化絶対悪論』キツイことは長引かせちゃいかんよね・・・それはよくうなずける!

前回で計篇を終わったということにしまして、今回は作戦篇をやります。 相変わらず字面だけなら計画と作戦の違いがさっぱり分からないのが俺ですが、 漢文だと計は戦略や謀略の意味が強いとか、作戦の場合は「戦(いくさ)を作(おこ)す」ということになり、 計篇の五事七計で勝てる!と思って戦争を決断したはいいけども、戦争継続からくるリスクを忘れてはならないということが語られているのが、この作戦篇…

続きを読む

孫子 三巡目 第6回 謀攻篇 前半 『スパイ網の浸透具合が全てを決める』つまりは頑張るのがパンピーじゃなくてエリートってこと?

作戦篇につきましては前回終わったということで強引に片付けまして・・・今回から謀攻篇に入りたいと思いまッス! 孫子関連の書籍を売る時に決まって帯やらカバーやらに使われる戦わずに勝つ!の根拠がこの謀攻篇だそうですが、用間篇のスパイ攻勢を前提にしてみれば、戦争ではなく謀略で決着をつける!ということになり、そして篇を読んでいくとこれはちょっと日本的な平和手段な感じじゃないなと・・・俺は思ったッ…

続きを読む

孫子 三巡目 第7回 謀攻篇 後半 『内側の不調は外側の人間のせい』 俺の人生がこんななのはきっと誰かのせい! そう思わずにはいられない!

前回、孫子関連書籍最大の売り文句にして謀攻篇の特徴である、戦わずして勝つ。この具体的な意味を考えようとすると、敵国内部にコチラのスパイ網が深く入り込んで、内側から分裂させてズタズタにすることじゃないか、という俺の勝手な解釈を紹介しました。 その解釈は今回の文言にも適用できるんじゃないかと思いまして、似たような話になります。 「以(もっ)て戦うべきと以て戦うべからざるを知る者は勝つ。 …

続きを読む

孫子 三巡目 第8回 形篇 前半 『「勝つべからざる」の闇』 主語をハッキリさせなさい! って小学校の時に先制から教わらなかった!? 俺は覚えてない!

前回で孫子先生の売り文句の半分が入った謀攻篇を片付けたということにしまして、今回から形篇に入りたいと思いまッス。 「形」の意味については本によってホントに微妙に違いまして、数冊しか孫子関連の書籍は手元にないのに、一巡目の時にはあまりにも意味が多すぎたのでブチ切れたことだけは記憶に残っています。 あえて三巡目につきましてはだから形ってなんだよ!具体的になんだよ!という自分の中で発生する…

続きを読む

孫子 三巡目 第9回 形篇 後半 『戦う前に決着をつける』 試験を受ける前に結果は既に決まってる!って言葉をいまだに呪いのように思い出す俺・・・

前回、形篇序盤の文で出てくる「勝つべからざるを為す」の部分について、コチラが不敗の態勢を取るという意訳よりも、直訳に近い敵が勝てない状態にする。という読み方をして、さらにその前の用間篇→計篇→謀攻篇の流れでスパイ攻勢の前提を加えて、「勝つべからざるを為す」をコチラの情報組織でもって、敵国中枢をコントロールし、敵国が勝てない状態を作る。という読み方をする。という俺の思い付きを話しまして、そ…

続きを読む

孫子 三巡目 第10回 勢篇 『組織としての勢い』 組織に入ったことがないから俺には全く分からん!

今回は勢篇をやりたいと思いまッス! 「勝つ者の民を戦わしむるや、 積水(せきすい)を千仞(せんじん)の谿(たに)に決するが若(ごと)き者は、 形なり」勝利する者が兵士を戦わせる際に、満々とたたえた水をめっちゃ高いところから低いところへ流すように勢いよく戦わせるのが、形である。・・・という文で終わった前回の形篇ですが、形の意味については自国で作り上げる有利な状況。という強引な解釈を俺はし…

続きを読む

孫子 三巡目 第11回 虚実篇 前半『情報戦、再び』 見るだけで隙がどこにあるか分かるってわけでもないか・・・

今回から虚実篇に入りたいと思いまッス! 前回の勢篇の序盤にて分数、形名、奇正、と紹介され、「兵の加うる所、 タン(石へんに段)を以(もっ)て卵(らん)に投ずるが如き者は、 虚実、是なり」敵とぶつかるに、重い石で卵を砕くように倒せるのは、虚実が分かっているからだ。 という文があるも、勢篇では語れなかった虚実。それが勢篇の後で篇を一つ使って説明されているわけで・・・ この流れから勢篇と…

続きを読む

孫子 三巡目 第12回 虚実篇 後半 『自分を隠して敵を分割』 斥候が帰ってきません! っていう場面のアレかね?

「人を致(いた)して人に致されず」他人を思い通りに振り回すことはあっても、他人に思い通りに振り回されはしない。 主導権を握ったら手離さない。フルに使う。 この主導権については戦争の前段階の情報戦で得た優位性が戦場まで継続している場合もあれば、戦場において敵のほうが自国との連絡を絶つという本来の姿を取り戻して成り立つ場合もある。・・・んじゃないかなあと前回理屈をこねましたが、 戦場で…

続きを読む

孫子 三巡目 第13回 軍争篇 本篇 『迂直の計』 ダマし合いに問題の再利用・・・それが出来てりゃこんな人生送ってないねえ!

戦争を始めるにあたり、王は将軍に戦場における全権を委任し、将軍は与えられた権限で既存の軍を招集し、民から兵士を集め、軍団を作り上げて出撃する・・・ 孫子先生が言うに、軍隊が動き出してからの戦争の中で一番難しいものが・・・軍争 「軍争より難(かた)きは莫(な)し」この軍争がいかなるものなのか、抽象的な表現が売りの孫子先生の原文の中にはモチロン具体的な説明はゴザイマセン。 なので軍争そ…

続きを読む

孫子 三巡目 第14回 軍争篇 雑篇 『戦場は、やっちゃいけないことだらけ』 俺なら絶対、何もしない!

今回は軍争篇の残りをやってみたいと思いまッス! 「人 既に専一(せんいつ)なれば、 則(すなわ)ち勇者も独(ひと)り進み得ず、 怯者(きょうしゃ)も独り退(しりぞ)き得ず」将兵がひとまとまりになっていれば、勇猛果敢な者でも自分勝手に敵と戦ったりはしない。臆病な者でも一人で敵から逃げたりはしない。 軍を一つにする。ひとまとまりにする。この大事さにについては軍内の信頼から行動形態や進軍具…

続きを読む

孫子 三巡目 第15回 九変篇『転ばぬ先の・・・』 その場に居ないと分からないのをどうやって前もって知るのか・・・俺には分からん。

なかれなかれなかれなかれ・・・で終わった前回の軍争篇。 今回は次の九変篇をやりたいと思いまッス。 九変についてはあらゆる変化とかあらゆる状況とかそういう意味みたいで、それに適応するのが大事という話のようですが、もっと言えば、常にどう変化するか分からない眼前の状態を知るというよりも、前もって知ってりゃあいくらか予想出来て対処可能な状況は知っとこうねみたいな話のようで・・・ 例えば地形…

続きを読む

孫子 三巡目 第16回 地形篇 前半 『地形の立ち位置』 これは平野の戦いのほうが一番大変ってことになんない?

今回は地形篇をやろうと思いまッス。ちなみに本では九変篇の後は行軍篇が来ますが、ネーミングにひっぱられて飛び飛びで呼んでたらミスりましたッス!順番通りに行く宣言はここで頓挫しましたッス!マジスンマセン! この篇で紹介される地形が、通(つう)、挂(けい)、支(し)、隘(あい)、険(けん)、遠(えん)、の六つ。 後の九地篇ではこれとは別に九つの地が紹介されますが、アッチは若干というかか…

続きを読む

孫子 三巡目 第17回 地形篇 後半 『全責任は将軍にあり』 組織では一番上と一番下が一番楽じゃないって誰か言ってそう・・・

今回は地形篇の残り・・・地形以外のことを語っているところをやっつけたいと思いまッス!どちらかと言えば地形以外のほうが多く語られているのが地形篇ッス。後の九地篇も同じく地形以外のことが多く語られてまッス。 まずは軍隊がこんな状態だったら敗北しかない。敗の道のお話・・・敗の道にあたる状態は、走(そう)、弛(ち)、陥(かん)、崩(ほう)、乱(らん)、北(ほく)の六パターン。そして自軍がそんな…

続きを読む

孫子 三巡目 第18回 九地篇 前 『地形と人間の事情』 昔は簡単に行けた場所も、今となってはメチャ遠い・・・

今回から九地篇に入りたいと思いまッス!孫子の中でやたら長い上にこれまでの重複や反復も多い・・・しかも説明はコッチが多いのが多い・・・九地篇を孫子のまとめと説明する本もあり~の・・・ どうしてもコンパクトにまとめられない。俺にはまとめられない・・・ 九地篇の特徴と言えば、篇名の通りの地形の九地とそれに伴って味方の兵士を窮地に陥れて都合のいい人材を作るという修羅場理論・・・そして孫子のま…

続きを読む

孫子 三巡目 第19回 九地篇 後半 『元祖修羅場理論』 所詮、味方も味方ではない・・・トップは孤高ってこういうことかい?

今回は九地篇の主題の一つ、修羅場理論のお話・・・ ・・・の前に、孫子の中で珍しく存在する問答のお話から、 「敵 衆(おお)く整いて将(まさ)に来たらんとす。 これを待つこと如何(いかん)」敵は大軍でよく統制がとれていて、今にも侵攻してこようとしている。これに対して待つという選択はどうだろう? これが誰の問いかけなのかは説明されてませんが、孫子先生は待つという選択を一蹴しています。前回の…

続きを読む

孫子 三巡目 第20回 行軍篇 前半 『進軍観察』 結局は芝居バトルってことには・・・ならないか

九変篇の後にやるはずが、うっかり飛ばしてしまい、九地篇まで飛ばしたまんまになってた行軍篇に、今回から入りたいと思いまッス! 抽象的な表現がかえっていいと言われる孫子先生としては、たぶん行軍篇が一番具体的なんじゃないか、マニュアルチックなんじゃないかと思いますが・・・そこんところは俺の理解力想像力の限界のせいってのもあるかな! 「孫子曰(いわ)く、 凡そ軍を処(お)き、 敵を相(み)る…

続きを読む

孫子 三巡目 第21回 行軍篇 後半 『油断大敵』 俺なら油断しまくるね! どんな相手にも油断しまくるね!

行軍のみならず、軍事行動をする際に見落としてはいけない場所や現象について前回語られましたが、今回は行軍篇の残りをやっつけたいと思いまッス! 「兵 怒りて相迎え、 久しくして合わせず、 又、解き去らざるは、 必ず謹みてこれを察せよ」戦う気満々、決戦上等、敵も味方もそんな勢いで対峙したのに、一転して敵は全く戦う様子がない。かといって引き返す様子もない。そんな時は、よ~~~く観察し続けるべし…

続きを読む

孫子 三巡目 第22回 火攻篇 『最も効果的だが最上ではない』 花火をやる時に俺のところばっかりに煙が来てた記憶がある。

今回から火攻篇に入りたいと思いまッス!三巡目の篇の順番では、この篇が最後になりまッス! 「孫子曰(いわ)く、 凡(およ)そ火攻に五あり。 一に曰く人を火(や)く。 二に曰く積(せき)を火く。 三に曰く輜(し)を火く。 四に曰く庫(こ)を火く。 五に曰く隊(たい)を火く」から始まるのが火攻篇ですが、この、人・積・輜・庫・隊の訳や解釈につきましては、本によってズイブン違いまして、 当ブロ…

続きを読む