ニッコロさんの考察 共和政ローマ 086 『平和を望むなら戦争の準備をせよ』 俺の人生でうまくいっている時がな~~~~~~~~~い!

必要性に迫られ、危機に瀕した時に、人間の真価が発揮される。という話の延長に困難な事態にあって初めて真に実力のある者が現れる。ともニッコロさんは言っておりまして、 逆に困難な状態ではない、平和で左うちわな状態では、そんな実力者は出て来ず、富や有力者の縁戚にある人物が人気を得る。ということも言っており、 そして困難と左うちわという状態は長期間とは限らず、短期間の間に入れ替わるのだそうで・…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 087 『戦況把握』 戦況は絶望的だ! 状況は悪化している! ・・・このセリフってどこで連発されてたんだっけ?

全体の戦況の把握の難しさというのは人間の視力と視界が限られている限りは難しいまんまだろうと・・・ 人工衛星からの映像やドローンの技術が上がってもなかなか難しいんじゃねえかとも言われますし、 どこが勝っててどこが負けてるかの把握も難しい、 いわんや戦場に立つ一人の人間、さらに言えば一兵卒として目の前の敵と戦っていては全体の戦況なんぞ分かるわけもないだろうと・・・ クラウゼヴィッツ校…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 088 『人民統御』 リーダーシップとかキャプテンシーとか言うほど簡単じゃねえってことは俺にも分かるわ・・・

敵前逃亡に軍法会議は必要ない! 古代から戦場での軍隊を縛るのが軍法だそうで、 孫子先生の場合は軍法以上の厳罰重罰だって辞さなかったり、 尉繚氏の場合は誅殺のハードルがやたら低かったり、 しかし軍法があるからと言って必ずしも兵士達が命令通りに動くかは断定できないもので、 呉起ィさんの場合は武器や食糧の補給がしっかりあることこそが兵士達が命令に従う所以だという実に合理的な話をしてく…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 089 『体制最大の脅威、恩愛』 つまり俺の周りに愛が見当たらないっていうのはこういうことか! てっきり自分だけ世紀末に取り残されてるのかと思ったわ!

兵士を統制し、民衆を掌握するにあたり、恐怖によるべきか、慈愛によるべきか、正直どっちでもいい。指揮官の力量があればマジどっちでもいい。 前回その主な事例として挙げられたのが、毎度お馴染み第二次ポエニ戦争におけるカルタゴ側のハンニバルとローマ側のスキピオでしたが、それぞれ背景にしているものや、活躍した土地の事情が違うので比較するにアノチョット・・・ ということで共和政ローマにあって同じ…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 090 『共和政崩壊の兆』 長~~くいるだけで腐敗するってのはこれまでも今もやたら聞くな~~って・・・俺もそんな地位についてみたいものよ・・・

地中海沿岸を制覇し、隆盛を極めた共和政ローマもまた共和政が崩壊し帝政に移行する・・・ 共和政が完全に崩壊していく内乱の一世紀。内政問題と財力と人気取りをもとにして癖の強い人間達が群雄割拠する中、 これまでの共和政ローマであれば、そういった人物達が権力を握ることを市民が阻止したはずなのに、ど~~してそんな連中がのさばるのを許してしまったのか。 これまでもカルタゴという強敵を完全討滅し…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 091 『分裂解消と党派の芽』 俺もタダで金くれりゃあすぐにでも太鼓持ちになる自信があるね!

戦闘に勝利して敵が降伏するなり敵地を占領するなりして自国に併合していく・・・そこまでやって拡大したと言える もちろんその過程には山あり谷あり・・・併合しきってない状態でも完全に併合した状態でも気付いたら併合した元敵地では抗争が起きる。ほっといたら反乱になりかねない。 そしてそこに手を焼いていたら旧来から自国の地域ですら対立や反乱が起きている・・・ 統治もまた戦い。ある地域でその住民…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 番外1 『民衆は君主の行いを真似る』 コレはね~~俺も賛成だわ~俺がこうなったのは常に誰かのせいって思ってるからだね~~・・・

イタリアという共和政ローマと同じ土地にいるくせにニッコロさん存命時代のイタリアに住まう人々のいかにダメダメ加減かについてはニッコロさん自身もこれまで何度か愚痴ってた気がします。 中世イタリアと言えば、君主政国家も共和政国家も宗教原理国家も暴力団も戦争屋も大きいのから小さいのまで混在しており、 その中で共和政国家を名乗っておきながら自由も何も分かってないのもいれば、 ニッコロさん自身…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 092 『嫉妬の回避方法と軍事の要点』 何事もそう都合よくいかないってことは俺は人生通してよ~く知ってるよ。ちなみに俺は嫉妬する側だな・・・

ニッコロさんが共和政ローマを考察するにあたって、たくさんの英雄の名が出てきましたが、基本的にどいつもこいつも欠点があったり本来の共和政への悪影響があったり、共和政ローマ最大級の英雄である大スキピオですら最終的にメタクソな評価をされるのが定番ですが、 ただし実績もあり、欠点もあり、それでも欠点含めて素晴らしいとニッコロさんが絶賛するのが、最初のほうでも登場していたフリウス・カミルスコイツ…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 093 『運命に翻弄されない』 ほうほう・・・つまり俺は今マジで真価を発揮しててゴミくずだってことか!? 認める!

ニッコロさんによる止まらぬフリウス・カミルス賛歌。(大部分は割愛させていただきまッス) そういえばローマのために功績を重ねたのに市民や兵士の怒りを買って追放されたってとこまでは・・・、フィレンツェのために尽くして功績をあげながらも解雇され濡れ衣をかけられ投獄され追放されたニッコロさん自身と重ねちまってんじゃないかなって・・・ フリウスのほうはローマのピンチを前にしてさっそうと駆け…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 番外2 『これでお前も共犯だ』 あ~~なるほどね、あの国のお決まりのアレはつまりこの原則の~~・・・

ローマの戦いの歴史は敵100%との正面からの戦いと支配体制下に置いた後の反乱の区別がやたらと難しいものでして、 アレ?この地域はズイブンと前の戦いでローマに組み込まれてなかったっけ?ってところで戦争が何度もあったり、戦いがあるとその基本表現が反乱だったり・・・ まあ弱体化政策込みの支配体制を同盟という名称にしてるんだからそりゃあ不満はたまりまくるだろうと イタリア半島内に、同盟すれ…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 094 『軍隊は自信が命』 自信ねえ・・・俺も一度は持ってみたいもんだね・・・

戦いは敵との気の奪い合いなんて話が三略あたりであった気がしますが、 この気をドラゴンボールみたいなアレと見るのかそれとも兵士の士気と見るのかでズイブンと戦略の光景が違うなあなんて思いましたがまあどっちが正しいのかなんて俺に分かるわけもないッス! 軍隊の士気が大事だという話は軍あるところ古今東西変わらないようで確かに厭戦気分満々の状態での勝利ってのは実に想像しづらい・・・ ニッコロさ…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 095 『政治家の人物評価方法』 テレビだけ見てればそれ分かるんすか!? テレビだけ見てたら分かるんすか!?

前回・・・軍団の士気を高揚させるにあたり、指揮官が兵士達の信頼を得るためにちゃんとしなくちゃいけないという話があり、 それは孫子先生をはじめとした古代中華の兵法とあんまり変わりませんでしが、 共和政ローマと古代中華の軍の指揮官の最大の違いは、ローマの場合軍団の最高指揮官は執政官か護民官という政治のトップ、その下の指揮官もそのどちらかの候補。指揮官に選ばれる段階で戦場での手柄のほかにも…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 096 『提唱者の作法』 意見の内容よりも意見してる人間が上から目線かどうかだけで納得するかどうかを決めるのが俺だわ・・・

より大きくなろうとする時、滅亡を回避しなければならない時、より長き生存のためにイチかバチかの大事業に挑まなくてはならないのが国家というもの・・・ 大事業と言えば税制や兵制の改革から大公共事業や大戦争・・・ しかし現状の把握や必要性の認識や考えの違いからとんでもない反発が起こって頓挫し、それが積み重なったことで滅亡まっしぐらな事例もよくあること・・・ ニッコロさん曰くだいたいそういう大事…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 097 『戦意の持続条件』 もちろん俺にモチベの持続力なんかないよ? だから今みたいなことになってんだ!

全軍を配置して、敵と対峙し、突撃太鼓を叩き、陣形そのままに前進していき、ワーーーーと敵と剣槍を交え、損害を考慮して今日はコレまで~と退却の太鼓を叩き・・・そんな感じの戦いを繰り返す・・・ 一言でいえば戦争というのはただ一回の戦いではなかなかな終わらない・・・ 双方とは言わないまでも片方が敗北に納得するかもう戦えないという状態になるまで何度も何度も何日も何日も戦う・・・ 勝ちたきゃ戦…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 098 『前哨戦アリやナシや』 俺ならちょ~~~~っとした衝突で負けたら二度と歯向かおうとかは思わないね~~・・・・・・

その戦いに負けたら最後、次の戦いはない。国もあるかは分からない。それが決戦。それが決戦! クラウゼヴィッツ校長は会戦決戦本戦とそれぞれの違いや内容を具体的かつ分かりやすい説明をせんと話を長々とされてましたが、その話のほとんどはモチロン俺は覚えてないッス! 決戦と言いましても、その一度だけで戦争が始まって終わるわけもなく、その前にたくさんの小競り合いや小衝突を繰り返した末に決戦に至るも…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 099 『付いて来させる、とは』 実績か・・・マイナスの実績なら俺にも山とあるんだけどね・・・

軍団の士気を高揚させるにあたり、リーダーシップを発揮するとはいえ、具体的にどうすりゃいいのかって話を聞きたいなって思うことはあれ、聞いても俺にはどうでもいいかなって・・・ ニッコロさんの提唱するリーダー像には権謀術数に長けているのみならず、行動による実績を着実に積み上げた人間という一面も加えられておりまして、コチラは君主論でも語られたりしております。 共和政にとってはあまり良からぬ存…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 100 『屈辱と裏切りと条約』 つまりアチラさんの世界から見ると条約を徹底的に守る国のほうがオカシイってことになるんかい・・・

相手の意表を突く相手の信頼を裏切る。・・・ということをやるにあたり、君主は躊躇してはならない。という話が君主論でもありましたが、 一般人が社会生活でそれをやっちゃあいかんよとニッコロさんは注意します。確かに・・・一般人までそんなことを平然とやるようになったら社会が社会として成立しない上に共和政も機能しなければ君主が治める国もなくなるわ・・・ニッコロさん存命時代のロマーニャみたいな世紀末…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 101 『地域の歴史と正しい説得方法』 つまり・・・人間をココまで争いだらけの存在にしているのは・・・地球?

過去に目を向けろ。歴史に学べ。この世の全てにはよく似た先例がある。循環史観を肯定しているニッコロさんらしいお言葉で、自分の言葉ではなくはるか昔から言ってるってことを本人も認めています ただ、歴史法則という概念を否定し、歴史は繰り返さない起こる事象は全てオリジナルで違うと主張する人もはるか昔からいたそうで、そういった人達の根拠がいつの時代も人間のありようが違うだろうというもので、同じよう…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 102 『防禦不利の原則の例外と戦場の機微』 俺なら序盤で真っ先に倒れるし、うまい話にはす~ぐ飛び付くんだけどね・・・

防禦不利!の原則を提唱してきたニッコロさんですが、防禦と言っても色々ありまして、ニッコロさんが批判してきた防禦は有利な地形や見るからに攻めにくそうな地形を陣取った状態で閉じこもって敵を待ち構えることで、そこを突破された場合にはその衝撃によって士気ダダ下がりからのそこを突破されただけで国そのものが陥落しかねない・・・ 特に有利な地形や天険には要塞をつくりがちなもんだから要塞害悪論も加わる…

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ニッコロさんの考察 共和政ローマ 103 『共和政に栄光あれ!』 つまりは俺がこうなったのはこういう家に生まれたからってそういうことにしとこうかな!

以前・・・つうか前々回、同じ地域であれば、いかに時代が変わろうが、住む人間が入れ替わろうが、その地形と自然からくる文化と教育から似たような民族になり、どんな政体になろうが似たようなことを繰り返す。という説を紹介したニッコロさんでしたが、 それは俯瞰的にみた国家間の事象のみならず、一つの都市内の人間模様についても同じことが言えるようで、それが分かりやすい事象として現れるのが、家系の性格な…

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