六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第34回 「竜韜1、王翼篇1、軍中枢の18ポスト、1~5」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第34回竜韜1 王翼篇1 今回から三つ目の韜であります、竜韜に入ります。 今回は竜韜最初の篇、王翼篇。 ココから太公望への質問は周の武王によるものになり、舞台設定の上では文王が亡くなった後。つまりは、殷の中枢を既に情報戦とスパイ工作でもって機能停止に出来て、最後のフィナーレに近い軍事行動を起こす準…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第33回 「武韜14、三疑篇3、敵国政府と民衆の分断」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第33回武韜14 三疑篇3 武韜篇最後の篇たる三疑篇、今回が最後になります。 強敵たる殷を相手にして、周の武王が出来るかどうか分からないと不安をこぼした三つのこと。三疑。 敵の強大さ・・・強大な敵軍への力攻め。敵国中枢の結束を崩す。敵の王と民衆のつながりを断ち切る。 太公望が示したそれらの崩し方…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第32回 「武韜13、三疑篇2、敵国中枢の離間工作」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第32回武韜13 三疑篇2 武韜の最後の篇であります、三疑篇に入っております。 前回、武王が太公望にした質問、敵国の強大な軍を力攻めできるかどうか分からない。敵国中枢の団結を崩せるかどうかわからない。敵の王と民衆のつながりを断ち切るかどうか分からない。まとめて三疑。これをどうするかという内容で。 …

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第31回 「武韜12、三疑篇1、敵を強大にして自滅さす」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第31回武韜12 三疑篇1 「武」という章題を持つのに内容は敵国を内部崩壊させるための工作が大部分だった武韜。六韜の場合は章題に関係なく、文韜、武韜、竜韜、虎韜、豹韜、犬韜と、後に行くごとに戦場に近づいていくということで、武という章題に内容は何も関係ないってね。ついつい忘れてまいます。 今回から三疑…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第30回 「武韜11、順啓篇、裏の敵への工作と表の宣伝」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第30回武韜11 順啓篇 予想以上に長くなりました文伐篇がようやく前回で終わりまして、今回はその次の篇、順啓篇に入ります。 文王からの問いは「如何(いか)にして以(もっ)て天下を為(おさ)むべき」という、これまたザックリな質問。こんな大雑把な質問されたら質問を返してもっと具体化していくのが言葉のキャ…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第29回 「武韜10、文伐篇4、敵を自滅させる手法11、12」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第29回武韜10 文伐篇4 今回も文伐篇の続きとなります。直接の武力に寄らぬ手法で敵国を内部から崩壊させる「文伐」。同篇内で紹介されている12の手法たる文伐十二節、大まかに言えば、暴走誘発、ハニトラ、買収、裏切り助長、の4分類・・・。 今回は十二節の最後、十一と十二の節の紹介。内容はこれまでの節とか…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第28回 「武韜9、文伐篇3、敵を自滅させる手法8~10」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第28回武韜9 文伐篇3 今回も文伐篇の続きとなります。直接の武力に寄らぬ手法で敵国を内部から崩壊させる「文伐」。同篇内で紹介されている12の手法たる文伐十二節、大まかに言えば、暴走誘発、ハニトラ、買収、裏切り助長、の4分類・・・。 今回は十二節のうち、八から十の節の紹介。 前回第五節や第六節にあ…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第27回 「武韜8、文伐篇2、敵を自滅させる手法5~7」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第27回武韜8 文伐篇2 今回は前回の続き、直接的な武力に寄らずに敵国を崩壊させる手法「文伐(ぶんばつ)」のお話。具体的な手法として12例が挙げられていることから文伐十二節なんてカッコイイ呼び名があり、その大部分が、暴走誘発、買収、ハニトラ、裏切り助長、の四つに分類されます。 今回は文伐十二節のうち…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第26回 「武韜7、文伐篇1、敵を自滅させる手法1~4」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第26回武韜7 文伐篇1 今回の文王による太公望への問いは、「文伐(ぶんばつ)の法は奈何(いかん)」という篇題そのまんまの内容。 「文伐」というのは文でもって敵を討伐する、という意味合いになり、ここに言われる「文」というのは、武力によらぬ方法全般のこと。言ってしまえば情報戦で敵を崩壊させる手法。主に…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第25回 「武韜6、文啓篇3、聖人の徳、サイクルに従い最後は変える」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第25回武韜6 文啓篇3 今回も前回の続き、文啓篇の三回目となります。コチラの篇は今回が最後となります。 前々回が自然な情報戦の仕掛け方の話になり、前回が古代から中世にかけての大陸中華統一のセオリーと悪手のお話で。そして今回は、それまでの内容のおさらいかつハイブリッド。 文啓篇3 抜粋1・・・・・…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第24回 「武韜5、文啓篇2、中世中華君主の統治セオリーと悪手」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第24回武韜5 文啓篇2 前回に続きまして文啓篇の続きとなりす。 自然とかつ向こうから集まってくるかのように全てを手に入れるのが六韜内の聖人。しかし、その裏には情報戦による工作があるというのが六韜の前提で、その工作を気付かれずに行うためには、世界の構造と流れを把握してその流れに乗るように自然な形で行…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第23回 「武韜4、文啓篇1、情報工作の機密性のために必要なもの」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第23回武韜4 文啓篇1 今回から文啓篇に入ります。 毎度定番であります文王による太公望への問いは、「聖人は何を守る」というもので。・・・何を聞こうとしているのか?と問い返したくなる曖昧な質問で。こういう大上段の質問ってだいたい建設的な話にならない印象が強いのはなぜだろう? 六韜内における聖人は、…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第22回 「武韜3、発啓篇3、仕込みは時間をかけて」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第22回武韜3 発啓篇3 現在は、六韜の二番目の「韜」であります武韜に入り、その武韜の中で最初の篇である発啓篇をやっております。 前回は同篇内において、目的のために集めた集団をまとめ上げるための、それぞれの小目的の調整の難しさとともにリーダーによる利益独占厳禁が強調されました。 今回は発啓篇の最後…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第21回 「武韜2、発啓篇2、利益の分配と小目的の調整」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第21回武韜2 発啓篇2 前回から発啓篇に入っております。前回は体制打倒のタイミングと、協力者を作る時の人物鑑定の手法の話があり、どうやって勢力を強めるか、みたいな話になり・・・。 天災がないと王朝打倒を宣言しない、失政がないと打倒工作を始めない、という辺りは、何をもって天災とするかについての認定の…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第20回 「武韜1、発啓篇1、旗揚げのタイミングと人集めの注意点」

六韜の二巡目、始めました。まずは現在は二つ目の武韜に入っております。 『六韜』二巡目第20回武韜1 発啓篇1 今回から六韜の二つ目の「韜」であります、武韜に入ります。話は徐々に戦場や実戦・・・、六韜の舞台設定を辿るなら、殷をぶっ壊すための具体的な話に近づいていく・・・。 今回からしばらくやります武韜内の最初の篇たる発啓篇、内容としましては文韜最初の篇であります文師篇の仁・徳・義・道…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第19回 「文韜19、兵道篇2、情報戦段階での不利の覆し方」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第19回文韜19 兵道篇2 前回は独往独来という表現で、全軍をひとまとめにして行動させることを理想とする集中機動原則が、尉繚子とはまた違う前提で語られました。 今回は内容としてはその続き・・・ではなく、ぶっつり別の内容となります。 呉子内で魏の武侯と呉起ィさんの戦場でこうなったらどうするかという戦術問答があった…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第18回 「文韜18、兵道篇1、独往独来」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第18回文韜18 兵道篇1 今回から兵道篇になります。 兵道、兵の道、戦争のやり方や勝ち方。こういうし抽象的で範囲がデカイ話になると、そんなに具体的な話がなかったりで。 兵道篇 抜粋・・・聖王は兵を号して凶器となし、已(や)むを得ずしてこれを用う・・・・・・偉大な王は軍隊を凶器とみなし、他に手段なしというやむを…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第17回 「文韜17、賞罰篇、手間もコストもかけたくない、一賞百勧・一罰百戒・信賞必罰」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第17回文韜17 賞罰篇 今回は賞罰篇、中華兵法ではお馴染みの賞罰。 軍隊と一言で言っても、貴族の将校や、農民からの徴兵、流民の糾合、異民族の合流まで、国への忠誠や認識の統一といったところまで、なかなか一体感がとれないという前提だったのが、古代から中世の中華軍史。 平時の教育から軍事教練までを入れた近代軍式の一…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第16回 「文韜16、挙賢篇、人材離れの一因」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第16回文韜16 挙賢篇 長くなってしまった上賢篇の次にありますのが、同じような篇題になっております挙賢篇。やはり人材関連の話。 形式はいつもの通りに、文王が太公望に尋ねることから始まり、今回はこういった内容・・・。 「君、賢を挙(あ)ぐるを務(つと)めてその功(こう)を獲(う)る能(あた)わず、世の乱るること…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第15回 「文韜15、上賢篇4、トップはかくあるべし」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第15回文韜15 上賢篇4 上賢篇の続きをやっております。出世させずに排除すべき人材の特徴としての六賊と、その事態をほっといたら王様自身にも危険が及ぶぞという七害。 上賢篇はさらにその続きがあり、今回はソチラを、内容としましては、トップは人材をどう見るべきか、ということと、どういう姿勢でいるべきかということ。 …

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第14回 「文韜14、上賢篇3、七害2、トップが見過ごしてはいけないこと」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第14回文韜14 上賢篇3 今回は前回からの続き、上賢篇は七害の残りとなります。人材の性質が分かったとして、利用価値が一面に残っているなら排除してしまうには少しもったいない。しかし、もったいないからと言ってほっといたり、使ってはいけないところまで使ってしまったら、王自身への損害どころか国をも崩しかねない。それは人材…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第13回 「文韜13、上賢篇2、七害1、トップは見かけに騙されない」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第13回文韜13 上賢篇2 人材登用と人事について語られている上賢篇。前回はそういう奴をほっといたらロクなことにならない、というロクデモナイ奴らの特徴を六つ紹介した六賊の話がありました。今回は同篇の続きたる「七害」となります。 六賊は登用した後で発覚した悪い点をそういった連中を排除する基準と見れたのが、七害の場合…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第12回 「文韜12、上賢篇1、六賊、ロクでもない奴とは」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第12回文韜12 上賢篇1 殷打倒を目指す周の文王からの質問に太公望が答える、という形式を取る六韜。今回から入ります上賢篇では、人材の登用から出世厚遇、そして排除解雇について、どこを評価して、どこを危険視して、何をしないように人材に言うべきかについて文王は太公望に質問するところから始まります。 太公望はまず文王か…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第11回 「文韜11、守国篇、循環変動する世界で」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第11回文韜11 守国篇 文王の問いに太公望が答えるという形式の六韜。今回もまた「国を守ること奈何(いかん)」という篇題そのまんまの質問を文王からされる太公望。前回までの守土篇と同じような内容かと思ったら、「国」という概念が近代国家のそれとまるで違うのか、太公望の答えは六韜内でもトップクラスのあやふやなものとなって…

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六韜 二巡目 『 目指すは簒奪併呑』 第10回 「文韜10、守土篇3、国を崩せる民衆、王位を狙える王族」

六韜の二巡目、始めました。まずは最初の文韜の最初から。 『六韜』二巡目第10回文韜10 守土篇3 名言らしいこといっぱいながら、前後のつながりがちょっと面倒、そんな守土篇、今回でようやく最後。 しかも話が前回までの流れと微妙に変わり、文王が唐突に「何をか仁義と謂(い)う」と新たな問いをし、話は仁義に移る・・・。 六韜における王にとっての仁と義と言えば、文師篇においては「仁」は「人…

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